6月14日（木）

こんにちは。今日の担当はマクベスです。

なんと、この記事を書いている今日で、ついに第二回公演まで一か月となりました！

つまりあと一か月と一日でこの卒業演劇は終わりになるということです。

話し合いが始まった時には遥か先にあった本番ですが、気づけばすぐ目の前に迫ってきています。今年は台本が決まったのが過去最高に遅く、そのためか作業の量だけはどんどんと積み重なって、スケジュールを脅かしています。

……果たして間に合うのか、という思いと、実際に自分のする行動の間に情けないギャップを感じる日々です。

さて、今日の練習では、戦いの場面をしました。

以前「マット奥井さん」に関する記事があったと思いますが、その方に教えていただいた殺陣の技術を応用しつつ、場面を作っています。

その中で、私ことマクベスは――自分でいうのもなんですが――穏健な性格なのでどうしても戦いの場面で、周りに飲み込まれてしまいます。これではいけないと思いつつも、ここにきて自分の性格にコンプレックスを感じてしまい、なんとなく凹んでいます。

とはいえ、もはや凹んでいる暇さえないのは事実。

気持ちの切り替えをしっかりと頑張っていくしかないようです。

そんな風にウジウジしている間に、いつのまにやら大道具は着々と（それでも遅れているらしいですが）出来上がり、ただでさえ狭い教室のスペースを脅かしています。衣装もどんどんとできてきたらしく、これもまた教室にあふれています。

日頃、「汚いよ！」

と某教師に起こられる我らが教室ですが、上の二つに加えて小道具も持ち込まれ、ますますごちゃごちゃとした様子になってきました。

演劇期間らしい教室といえるのかもしれません。

そういえば、今日明日と二つ下の学年の悲劇、「リア王」があります。

外部の方には見ていただけないのですが・・・

同じくシェイクスピアの悲劇、ということでちょっとしたライバル心を抱きつつ……。

それでも、同じ演劇をする者同士、ぜひ頑張ってほしいと、心の奥の方で応援しています。観るのが楽しみです。

切羽詰まりながらの練習が続いていますが、ぜひよい演劇に仕上げていきたいと思っています。

当日、会場にてお会いできますように。